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こんな症状にも効く?低用量ピルの効果をご紹介します

葉の上にあるカプセル

ピルと聞くとまず避妊を思い浮かべる方が多いでしょう。
その通り、ピルは経口避妊薬とも言われるように避妊に使用される医薬品ですが、実はピルには避妊の他にも女性の助けになる様々な効果があります。

そもそもピルとは女性ホルモン剤のことです。
ホルモンの含有量に応じて低用量、中用量、高用量の3種類にわけられています。
避妊目的で使用されるのは低用量ピルで、女性特有の症状の改善目的で使用する場合でも基本的には低用量ピルが使用されるケースが多くなっています。

低用量ピルの効果は生理痛緩和、ニキビや肌荒れ改善、更年期障害の予防、子宮内膜症の改善・予防、卵巣がんの予防など女性ホルモンに関連がある症状の改善や予防に効果が期待できます。
様々な効果の中でも避妊以外には月経前症候群の改善に使用されています。
ピルを服用するとホルモンバランスが安定するので排卵前後もホルモンバランスの乱れが軽減され、月経の悩みから解消されます。
また、ホルモンバランスが安定することによる副効果でニキビが改善され、肌荒れが治るという方もいます。

ちなみに日本では避妊薬のイメージが強いので服用していると恥ずかしいと考える女性は多く、日本人の服用率は約1%程度と高くありません。
しかし海外ではホルモンバランスを安定させる効果を重視しているので、ピル=避妊とは考えられておらず海外の服用率は30%~50%ほどと高くなっています。
正しい知識を持つことでピルの服用に抵抗がなくなると安定した心身を手に入れることが期待できるでしょう。

ただしピルにも副作用があります。
ホルモン含有量の多い高用量ほど副作用を感じやすく、低用量ほど感じにくくなっています。
例えば、吐き気や不正出血が主な副作用としてあげられていますが、低用量では殆どの人は副作用を感じない、また感じても軽度なので心配はいりません。
吐き気は時間の経過と共に落ち着きますが、不正出血が続くようなら医師に相談して適切な治療を受ける必要があります。

低用量ピルで生理周期が安定する?

近年、ストレスや栄養の偏りなどで生理周期が安定しない女性が増えてきています。
周期が乱れると妊娠しにくくなる、流産しにくくなる、体が疲れやすくなる、冷え性になる、精神が不安定になるなどのトラブルを引き起こします。
そのため、生理周期は安定していなくてはいけません。

正常な生理周期は、前回の月経開始日~次回の月経開始日までの日数が25日~38日になっていると正常とされます。
周期が安定していなくても25日~60日の間できており、体調不良もないのなら大きな心配はいりません。
しかし頻発して24日以内に生理がくる、39日以上開けて月経がくる場合は低用量ピルで生理周期を改善する必要があります。

ピルは21日間服用して7日間休薬、そして8日目に再び飲み始めるのが通常の服薬方法です。
低用量ピルを服用中は生理が起きず、7日間の休薬期間に生理がくるため、毎月服用することで安定した生理周期を手に入れることができます。
また、ホルモンバランスが整っているので、生理痛緩和にもつながり、月経量も最小限ですみます。

良い生理の状態とは月経期間が3日~7日で終わる、多くても2時間に1回ナプキンを変える、量は平均120~140ml(コップ1杯ぶんくらい)、痛みが強くないなどの状態です。
これから外れたからと言って一概に正常ではないとは言えませんが、気になる症状がある場合はピルの服用を考えることも必要でしょう。

また、月経の時期をズラしたい場合でも低用量ピルが使用されます。
プールや海へ行きたいけど生理とかさなりそう・・・という時に使用されます。
このように低用量ピルの使用目的は様々なので、目的に応じて医師に相談して使用を検討してみてください。